衣類をはじめとして、様々なものについているボタンですが、形や素材によって印象が異なります。ボタンの素材は大きく分けて3つに分類され、それぞれの特徴を素材別に紹介します。天然素材である、貝、ナット、水牛、ウッド、皮革と、樹脂である、ポリエステル、ナイロン、カゼイン、ユリア、ABS樹脂、そして金属。それぞれの説明と商品紹介もあります。
裏地の素材の種類と特長について
今回は裏地の素材についてご紹介いたします。日頃ご使用頂いておりますよ洋服には様々な裏地が使用されており、デザインや用途に合わせたり、機能性を持たせたり素材の特性を活かしたりと裏地にも色々ございます。そんな裏地をキュプラ、ポリエステル、レーヨン、ナイロン、シルクといった素材別にそれぞれを紹介しております。
全国テーラー様がご愛用!!ズボンの袋布って?T/Cってなに?
今回は洋服のズボンのポケットに使う袋地(袋布)ついてご紹介したいと思います。袋地とは洋服のズボンのポケットに使用されている生地で袋布とも呼ばれています。織としては昔から斜子織(ななこおり)が一般的ですが、よく物を入れるズボンのポケットの袋布に使用する場合は、強度面で強いT/Cスレキを使用する場合もございます。そんなスラックスの隠れた縁の下の力持ち的資材を紹介します。
シルクは、強い!
繊維の女王と称されるシルク(絹)についての投稿です。シルクのイメージである”弱い”を払拭する内容となっており、メリットとデメリット、そして引張強度に優れている部分をわかりやすく解説しております。
ちょっとした鋏(ハサミ)の話~日本のルーツと総火造りの魅力
テーラーにとって欠かすことの出来ない重要な道具の一つ、鋏(ハサミ)。今回は、日本においてのルーツと総火造りの魅力についてお届けします。裁ち鋏の作りは、総火造り(手作り)のものと、先手打ちのもの、そして型抜き溶接と呼ばれる大量生産されるものに分かれます、というところから職人技が光る総火造りを徹底紹介。
フォーマルシーンのルールに関して
こんにちは。萱場です。冠婚葬祭で着用する様々なフォーマルウェアーにおける、基本的な決まり事(ルール)をお伝えさせていただきます。 販売時、または、装いの際の参考になれば幸いです。 *あくまで「基本的」な部分です。適宜、TPOを考慮した上で、装いを楽しんでいただければと思います。 TPOで考える目次1…
縫い針の歴史 -その種類と用途
こんにちは。萱場です。 皆様は、手縫い針、ミシン針等の号数を細かく使い分けされているでしょうか? 私はミシンを踏み始めた頃(学生時代)はあまり針の号数など気にせずに縫っていたため、目飛びなどの現象がよく起こっていました。 今では弊社のものづくりを通じて、針一本でモノの出来栄えは変わることを学び、針に…
日本のものづくり~生地編~御幸毛織株式会社
様々なものづくりを発信していく本ブログ。今回はMade in Japanの生地編という事で、御幸毛織株式会社にフォーカスしました。御幸毛織株式会社は、明治38年(1905年)創業の非常に歴史のある国内有数のテキスタイルメーカーです。そのメイン工場である四日市工場は、地球環境に優しいエコロジカルな企業であることを目指し、様々な取り組みを通じて、環境の保全を行っています。 原料のウールそのものや洗い工程で使用する天然せっけん、水道水ではない伏流水(地下水)を汲み上げて使うことなど、自然の恵みをそのまま生かすようなものづくりにつながる、その取り組みは多岐にわたります。そのこだわりを紹介します。