TAILORS WORLD編集部の西村です。

今回は,ズボン,ベストに使用されるサテン(腰裏、ベスト裏地)についてご紹介させて頂きます。

サテン(腰裏、ベスト裏地)は色々な呼び方あり、(縞スレキ,腰裏,腰マク)など由来は分かりませんが、洋服屋さんの店主より昔から色々と呼ばれております。弊社ではサテン(腰裏ベスト裏地)と呼んでおます。さてサテンは弊社では、(ドビー織り、へリンボーン織り、縞柄織り、水玉織り、)と4種のサテンがあります。


まず初めに縞柄織りのサテンについて紹介しまします。縞柄織りは弊社ではベースの色はクリーム色で、3本線柄、1本線柄、太い線と細い線が間隔を空けて交互に織り込んでいる柄など昔から定番となってる物が多数あります。

次にヘリンボーン織りついてご紹介いたします。

4850 ヘリンボーン織りサテン

ヘリンボーン織りは若手テーラー様に人気で配色としては、(クリーム、黒、グレー)の3色展開となっております。特にクリーム色はでズボンの袋地(ポケット地)として使う方も多く人気の商品です。

ドビー織りについてご紹介します。

ドビー織りは弊社の中でも主力商品でフランス綾で斜めに線が同色で織り込んであり少し光沢があり高級感のある素材となっております。配色は(クリーム、黒、紺、シルバー、白)の5色展の開となっており人気の商品のひとつです。

最後に礼装用に使用される水玉織りについてもご紹介させて頂きます。

紋サテン 水玉

紋サテンとも呼ばれており、ベースの色は白で水玉の柄が、大小に全体にちりばまれており礼装用にはふさわしい柄となっております。

今回ご紹介させて頂いたサテン(腰裏ベスト裏地)は、長きに渡りテーラー様に親しまれた商品ですので、この機会ぜひお試しください。

なお、各商品のリンク先は、アパレル資材BtoBサイト「Apparel X」となっており、こちらも合わせてご覧ください。