今回は、繊維の女王と称されるシルク(絹)について触れてみたいと思います。
TAILORS WORLD編集部の荒井です。


ところで シルクはどのシーズンに適しているのでしょうか?

シルクのメリットは、
 光沢があり、美しいドレープがでる
 素肌にやさしい
 保湿性、保温性が高い
 静電気が起きにくい
 吸湿性、放湿性に優れている
 紫外線を吸収しカットする
デメリットは、
 紫外線を吸収すると変色する
 水分に弱くシミができやすい
 摩擦に弱い など

シルクは、デリケートな面もありますが、夏は涼しく、冬は、暖かい、四季を通じて着ていただく事ができます。

そしてシルクのもう一つのメリットをご存知でしょうか?
それは、引っ張り強度に優れている事です。
「天蚕糸」中国読みだとティンツァンス(中国出身の弊社社員に教えてもらいました)
テグスの語源です。
現在の樹脂のテグスが出回る前は、釣り糸に天然の蚕(天蚕)の糸を
使っていました。
そんな丈夫な絹糸

なめらかで美しい
しなやかでやわらかい
絹、ウールなど動物繊維に馴染む
縫いやすい

今は、家蚕からとれた絹糸を注文服、オートクチュールなどの縫製に使われおります。

EXCYでは、金ひどりタイヤ印の絹糸を用意しております。

またシルク地では、
12匁羽二重
16匁サテン
16匁デシン
20匁サテンクレープ
他にも多数 扱っております。

高級素材のシルクでブラウス、ドレープのきいたスカートやドレスなど
商品の差別化を図ってみてはいかがでしょうか?

なお、各商品のリンク先は、アパレル資材BtoBサイト「Apparel X」となっており、こちらも合わせてご覧ください。