こんにちは。TAILORS WORLD編集部の萱場です。

今回は、株式会社ヤマモトのボタンのサンプル帳(現物サンプル帳)に関してお話いたします。ボタンをお選びいただく所から、完成まで流れを追って解説いたしますので、ご入用の際は、ぜひご利用下さい。

ボタンサンプル帳の完成までの4つのステップ

1 ボタンの選定

まずは、当社にある数百種類に及ぶボタンの中から、お店やブランドのテイストにより合っているボタンの選定をしていただきます。
数百種類ある当社在庫ボタンをすべて網羅したカタログのご用意がございますので、そちらをご覧いただきお選びいただければと存じます。(もちろん現物をご確認頂いて、選定していただくことも可能です)

ヤマモト ボタンカタログ (一部抜粋)

2.サンプル帳のタイプを決める

サンプル帳のタイプが2種類ので、どちらかお選びいただきます。

透明シートタイプ

A5サイズの透明なシートにボタンを張り付けているタイプです。

基本的に1品番1シートになります。透明なシートですので、生地の上に置いて、雰囲気や色合いなどを確かめやすくなっております。加えて、下記のブックタイプとの比較になりますが、新たにサンプルボタンを追加する場合に、ルーズリーフのように新シートを加えるだけなので追加が容易にできるメリットがあります。

ブックタイプ

当社オリジナルのA4サイズのブックタイプになります。表面はネイビーの落ち着いた雰囲気になっており、中側に、お選びいただいた品番や色番を印刷したA4の厚紙を左右に貼り、そのあとにボタンを貼っていきます。

ボタンサンプル帳 例1
ボタンサンプル帳 例1
ボタンサンプル帳 例2
ボタンサンプル帳 例2

こちらのブックタイプは、見栄えが良く高級感がございます。

しかし、透明シートと比べると前述しましたように、簡単に追加ができないです。加えて、見開きにボタンを貼れる数に当然限りがございますので、注意が必要です。

ただ、A4厚紙1枚で、縦が6~7行、横が8列が最大となります。つまり、一冊のサンプル帳で、最大112個いけます。そう考えると品番の種類としては充分なのかもしれませんね。

3.サンプル帳の原案作成

当社にて原案を作成させていただいた後、お客様にご確認いただき、修正点ありましたら遠慮なく仰ってください。修正させていただき、よりいいものにしていきたいと思います。

4.実物の製作

いよいよデザインが決まりましたら、当社にて印刷後、ボタン貼りの作業を致します。作成期間は1週間ほど余裕をみていただければ幸いです。

ヤマモトボタンサンプル帳の2つのセールスポイント

1 デザインの多様性

台紙のデザイン含めて当社で作成しておりますので、ボタンの配置や素材の標記の位置などカスタマイズできることは当然のこと、お好きなフォントや、字のサイズ、カラーなど自由自在でございます。さらに、データをいただければ、貴店のブランドロゴをどこかに入れることも可能です。

2 脚付きボタン専用シール

上のサンプル帳の画像でお気付きの方もいらっしゃると思いますが、メタルボタンなどの足付きのボタンは専用シールで対応しています。こちらのシールが入る前は、足付きのボタンは釣り糸やゴムで、台紙に「縫い付ける」ことでしか出来なかったんです。(もしくは、何かのケースに入れるなど)

このシールのおかげで、簡単に脚付きボタンが取り付けれるようになり、サンプル帳作成の生産性がグンと上がりました。

脚付きボタン用シール

いかがですか。今までありそうで、なかった商品(シール)ではないでしょうか。われわれサンプル帳作成する側としては、まさに目から鱗、画期的な商品でした。これにより、お客様により短納期でサンプル帳をお届けすることが来ます。

最後に

今回は、PRも兼ねてヤマモトのボタンサンプル帳作成に関して、ご紹介しました。

お気軽にお問い合わせ下さいませ。