新年あけましておめでとうございます。令和7年、西暦2025年が始まりました。
旧年は大変お世話になりました。本年も本サイト及び、運営元の株式会社ヤマモト、そしてEXCYグループをどうぞ宜しくお願い申し上げます。

TAILORS WORLD編集部の山本佑です。

それでは、2025年一発目の資材ニュースは下記豊富なラインナップでお届けさせていただきますので、どうぞ最後までお読みいただければ幸いです!!

2024年12月の附属販売状況

まずは振り返りとしまして、先月12月の附属販売状況ですが、前年比108%となんとか前年を超えることができました。暖冬のためスタートの動きは鈍かったのですが、尻上がりに伸びていき、営業最終日(12月27日)まで多くのお問い合わせ、ご注文をいただけた次第でございます。

また12月単体の動きとしましては、

拝絹地、富士吉田産ジャガード裏地(LM)、本水牛ボタンなど高付加価値附属の販売好調が牽引

資材ニュースで何度か取り上げておりますフォーマルシーンの復活により、12月は特にタキシードのラペルに使用する「拝絹地(ハイケンジ)」がテーラー様、仲間関連(同業)含めよく動きました。
素材がシルク100%、及びシルク50%キュプラ50%の素材がメインのため、高額商品であり少量でも動くと大きいです。

商品画像刷新、サブ画像の充実、動画の追加を加えた「106」商品ページです。

加えて、下記(年間裏地販売数量TOP3)でも出てきます、EXCYオリジナルの山梨県富士吉田産の交織ジャガード裏地「LM」が絶好調でございました。単月で350mほど販売で、昨年対比240%ほど!!

それと、オーダースーツの代名詞でもあります本水牛ボタンも動きが良かったことから、”オーダースーツを作るなら、スペシャルなものを”という消費者のニーズに表れているのではないでしょうか。

本水牛ボタンでは、「リアルB」と「リアルC」で1,000個以上の販売でワンツーを飾り、3位に(個人的に好きな)すり鉢状の「ムース」と続いております。

形状がすり鉢状の本水牛ボタン「ムース

2024年販売数量トップ3の発表!!

12月を振り返りましたので、今度は1年間を振り返ってみましょう。
オーダースーツにおいて代表的な附属として、ボタンと裏地(胴裏)のトップ3の発表です。

BUTTON(ボタン)

先にお伝えしますと、トップ3はヤマモトと約40年前からの取り組んでおりますイタリアボタンメーカーのUBIC(ウビック)のボタンが独占しました。
3品番ともロングセラーの商品で、長年ご愛顧いただいているボタンで年間数万個を超える圧倒的な販売数を誇っております。

第一位: セリエ
不動の第一位「セリエ
第二位: モンテ
全国展開のオーダースーツ店様にもご使用いただいている「モンテ
第三位: アスク
堂々の第3位「アスク

LINING(裏地)

こちらもトップ3を、EXCYオリジナルの富士吉田産ジャガード裏地が独占!!
なお、トップ10の内、8品番が富士吉田の裏地となります。

第一位: 11000
キュプラポリの交織無地裏地「11000
第二位: LM
長年ご愛顧いただいております「LM
第三位: 1600
馬車柄の「1600

業界ニュース

12月号より引き続き「2025SS」の鷹岡バンチの内容紹介Part2

先月号でお伝えできなかったブランドの紹介です。バンチが未完成につき、MAPの状態ですが、簡単に紹介させて頂きます。

DRAGO(ドラゴ)

SKYFALL Super 180’s の太引き糸のパフォーマンスは圧巻です。スーパーラグジュアリーに適度な丈夫さを兼ね備えています。カシミア同等の糸を使用していますが、価格は割安な設定になっています。
WOOL&LINENのセットアップ向けも加えたコレクションとなっております。

IMPORT JACKET (ITALY)(インポートジャケット)

この度初登場のROGNA(ローニャ)社やCARLO BARBERA(カルロ・バルベラ)社などのラグジュアリーメーカーに加え、V.B.C社の定番メッシュ素材などを加えたコレクションとなっております。

鷹岡セレクションらしく、大柄なものが多く華やかなコレクションとなっています。

BAIRO MCNUTT(バイロマクナッティ)のリネン素材も入っています。あのスペンスブライソンのリネンを作ってるメーカーとの事で、リネンブームにのって使い易いバンチではないでしょうか。
今、麻が取り合いになっている様です。水害で麻がとれず価格が上がり始めてるという情報です。
2026SSには価格が上がる様ですので、この口実で今期は積極的に販売が出来るかもしれません。

T.C.S. ITALIAN PRINT LININNG(イタリア裏地)

イタリア T.C.S.社のキュプラ100%のプリント裏地バンチになります。レトロな柄がそろっており、人気のシリーズです。現バンチは、ほとんどが品切れになっているので、新たにリニューアルします。


以下は、2024SSのバンチが継続されます。
・JOHN FOSTER/WOOD HEAD
・DORMEUIL/ JOHN CAVENDISH/SAVILE CLIFFORD/ WILLIAM HALSTEAD(英国バンチ)
・IMPORT JACKET (JERSEY)

現在バンチのご予約を1月中旬まで承っておりますので、ご要望の際はお気軽にお問い合わせください。

今月の私達の活動

2025春夏シーズンのバンチブック予約注文スタート

取組み先様へはすでにご案内させていただいておりますが、25SSのバンチブックの予約注文の受付を開始致しました。昨今の資材価格高騰やサステナブルな取り組みの観点から、各メーカーともに過剰なバンチブック生産を控えておりますので、事前注文のご協力をお願いしている次第です。

また上記の画像でもおわかりいただけます通り、昨シーズンまでは御幸毛織のみのご案内でしたが、今シーズンより鷹岡、葛利毛織、国島も加わりラインナップが豊富となりました。

2025年は附属のみならず、表生地もどうぞ当社にご用命くださいませ笑

今月のピックアップブログ

新人の編集部員の小菅が書いた、取扱のスタートした葛利毛織(DOMINX)と国島(KUNISHIMA)の生地を、画像多めで一挙にご紹介しておりますのでご笑覧いただければ幸いです。

また先月(11月22日)に編集部の福田が見学に行きました、ヤマモトが販売代理店をしております御幸毛織の四日市工場の、見学レポートもアップしましたので、こちらもぜひ!!

ヤマモト周辺神田須田町情報局

ヤマダモンゴル   (ジンギスカンのお店)

神田駅北口のガード下にひっそりと佇むようにあるお店。

ジンギスカンのルーツは、チンギス・ハーンが鉄兜で羊肉を焼いて食べたのが始まりと言われています。また、こちらのヤマダモンゴルのお店の由来は昭和の始め、美味しい食べ方を広めた山田喜平さんにちなんで付けられましたとのこと。
因みにラム肉とは生後一年未満の子羊のことを言い、肉質が柔らかく、くせのない味が特徴です。またラム肉はLカルニチン含有で体内脂肪を減らす効果があるので、私のような肥満体の者にも安心です笑

天井が高く広々としてゆったりとできるお店です。こちらに来た時には是非弊社にもお寄りいただけたらと思います笑
PS.平野紫耀主演のクロサギのラストシーンにここが使われていました。

(本セクション担当: 久)

まとめ

いかがでしたでしょうか。

また、上記内容についてのご注文やお問い合わせ、そのほか附属や縫製サービスのお問い合わせはこちらまでお願い致します。