暖かい日が多くなってきましたが、まだまだ寒い日もあり寒暖差も激しい予報もあったりで、体調管理が厳しい時節ですが、皆様におかれましていかがお過ごしでしょうか。
私は先日、1反20kg弱の重さがある毛芯を5反輸出するために2反ずつ3梱包(2,2,1)を行っただけで、翌日全身が筋肉痛になった次第です笑
TAILORS WORLD編集部の山本佑です。
目次
2025年2月の附属販売状況
テーラー業界においては「ニッパチ」とよく言われたもので、2月、8月は季節の変わり目となるため、落ち着く月ではあるのですが、このブログでも度々ご紹介しております(今月号も下記にて1章入っております)加工系(ネクタイやチーフなど)のご注文が増加していたり、別注の裏地やエンブレムの加工依頼があったり、業務的には1月が中間決算のため棚卸のチェック、精査など行ったりと売上額は相対的に落ちますが、新しい商品を取り入れる月でもあるので、新規案件やスポット案件が多い月でもあります。
そんな2月ですが、前年対比で5%ほどダウンと厳しい結果でございました。
しかし上記でも述べたように種蒔きの時期でもありますので、先月のニュースでご案内した25S/Sシーズンのバンチが入荷(一部インポート物が遅れているマークもございますが)しましたので各社へ発送や、拝絹地(ハイケンジ)として取り扱っていた英国VANNERS(バーナーズ)社廃業に伴い、サンプル帳の改定(プラス新色追加予定)を進行したり、といった2月でした。
*拝絹地については過去ブログも合わせてご笑覧ください。
業界ニュース
MIYUKI生地でカジュアルアイテム
MIYUKIの生地をご利用いただいたお取引先様よりリピートオーダーを頂いており、使用アイテムを伺ったところカジュアルダウンされたハーフコートでした。スーツ(やスラックス)だけでなく、このようなアイテムにもウール生地が使われているのは嬉しい限りです。


ヤマモトアトリエの現場から
オーダーサスペンダーの受注が増加しています!!
テーラー様向けに、1点よりオーダーを承っているアクセサリーオーダーサービスですが、アパレルブランドのお客様にもご利用頂いております。
主なアイテムは、蝶タイ、ネクタイ、カマーバンド、チーフといった所ですが、サスペンダーやスカーフも縫製可能です。


サスペンダーに関しては、スーツと共生地で作成できることもあり、テーラー様としてはコーディネートとして販売しやすいアイテムになります。季節問わず、素材問わず、スーツやパンツとオーダー時に一緒に生産が出来、特別感を演出出来るアイテムではないでしょうか。
ネクタイに関しては、一般的なシルク素材のご注文は少なく、ジャケットの裏地と共地での作成や、イベント時の使用目的や、プレゼント需要でのご利用が多いです。
ここ最近では、アパレルブランド様からのご注文も目立ち、ファッションショーで使用するアクセント的なアクセサリーのご注文等もございます。

弊社の決まったデザインや仕様がございますが、持ち込みパターンや、実物サンプルをお借りして、なるべく近づける様に生産する事も可能です。
メニューにはないアイテムも応相談にて承れるものもございますので、お気軽にご相談頂ければと思いますので是非ご利用ください。
(本セクション担当: 福信)
今月の私達の活動
25年春夏シーズンの国島生地アップ完了!!

咋シーズンより取り扱いを開始しましたKUNISHIMAの春夏コレクションのアップが完了しました。
BEST COLLECTIONとHARDREXの2冊から成るシーズンコレクションで、こだわりのあるものづくりの生地が詰まっております。
また、こちらの2冊のバンチブックも販売しておりますので是非チェックしてみてください。

またKUNISHIMAについては下記ブログでも掲載しておりますのでこちらも合わせてチェックしていただければ!!
ヤマモト周辺神田須田町情報局
ピコクレープ
今回は、アキバのクレープ屋さん ピコクレープさんを紹介いたします。

ピコクレープさんは、JR秋葉原駅の電気街口から中央口に抜ける東西自由通路の電気街口から入って左側2件目の所にあります。
ホイップクリームやアイスを使ってフルーツが入ったスイーツ系のもの、ハムやチーズ、ツナ等のしょっぱい系のものなど種類もとても豊富で迷ってしまいそうですが、私は、迷わずチョコバナナを一択です。ゲームのタイトーが併設されていてコラボ商品の発売の時は、かなり並ぶ時は、あるらしいですが通常は、あまり待つことがなくいただくことが出来ます。
注文が入ってから作っているのでいつも出来立てホカホカ?です。お仕事の途中、お帰りの時、小腹がすいた時などとても買いやすい場所にあります。
飲み物もあるのでちょっと狭いですが、すぐ脇のイートインスペースゆっくりいただくことも出来ます。
ひと休みいただいたあとは、ちょっとふれあい橋を渡っていただき裏地ボタンのヤマモトをのぞみていてください笑

(本セクション担当: 荒井)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
また、上記内容についてのご注文やお問い合わせ、そのほか附属や縫製サービスのお問い合わせはこちらまでお願い致します。

全国展開のオーダースーツ店にて2年間修行後、服飾資材の道に。
特にスーツ(重衣料)の事ならお任せください。